グラント・グリーンFEELIN' THE SPIRIT |
2006/04/22(Sat)
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![]() グラント・グリーン FEELIN' THE SPIRIT 今日の一枚。 昨日のコテコテオルガンの次にコテコテギターを。グラント・グリーンは60年代から70年代にかけて活躍したジャズ・ギタリスト。 モブレイやマクダフのアルバムでは聴いていましたが、リーダー作を私はあまり知りません。90年代にクラブ・ジャズのブームとともにソウルフルでブルージーなグリーンのスタイルは、ジャズ以外の様々なジャンルに影響を与え続け人気が再燃したようです。 本作『FEELIN' THE SPIRIT』は、 黒人霊歌を唄いあげるグリーンを知る上で欠かせない名盤。ピアノに若きハービー・ハンコック参加で、刺激しまくりが聴きどころ。グリーンのギターは、洗練されたバレルやケッセルとは違い、また力強いウエスとも違い、ファンキーさが特徴的で素朴で土臭い哀愁があります。 グリーンのゴスペルからブルースを基盤とし土臭さがあるためいわゆるモダンジャズの王道を外れた、ブルース基調の黒っぽい演奏は、本来のジャズ好きな方にすればどうなのでしょうか。私は嫌いではないのでこの路線を聴いてしまうとどんどんハマってしまうのですが・・・女性好みではないような・・おしゃれなジャズからかけ離れる気がするので、「ジャズはこれから。おしゃれなジャズを。」という「初めてジャズ」の女性にはちょっと・・・ グラント・グリーンのサイドメンとしての演奏は、ハンク・モブレイの『ワーク・アウト』アドリブのはじめに飛びだすところが絶妙です。 |
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