ジミースミスとマクダフのオルガンジャズ |
2006/04/20(Thu)
|
![]() ジミースミス AT THE ORGAN ジャズに「オルガンジャンル」を浸透させた、ジャズオルガンのパイオニアです。ジャズ激動の50、60年代を駆け抜け一線で活躍したオルガニストです。 オルガンを「小学校の教室にあったオルガン」だと思ってはいけません。ジミースミスのグィングィン♪した個性は強烈、強力です。本作はケニー・バレルのギターの重みとルード・ナルドソンの軽快なアルトとの対比、ピアノには真似ができないかっこよさでファンキー好きならゾクゾクします♪ これはぜひ大音量で聴いてほしいです。 そもそもファンキーって何?earthyとか、funkyとか言いますが、直訳で「泥臭い」「土臭さい」とか激しさを表わし、つまりブルースフィールに溢れたジャズのことをファンキーな、アーシーな、というようです。わかったようなわからないような*^。^* そういえばルー・ドナルドソンが先日来てましたね。アリゲーターブガルーやったのかなぁ。 ブルーノート東京がまだ移転前だった時、当時はまだ店内は狭く一体感のあるステージと客席でジミースミスを初めて観て、70過ぎのその個性を目の前に圧倒されました。ライブに行き始めると立て続けに出かけた私ですが、いまではジミー・スミスをもう生で聴くことはできません。つくづく思うのですが、機会あればやはり巨匠の生ジャズ。若いのはいつでも聴けますしぃ。 ![]() ジャック・マクダフ LIVE! もうひとりソウルフルなオルガン代表マクダフ。(ウィスキーではありません)ジミー・スミスよりもさらにコテコテなオルガンです。ライブ盤はどれも失敗なしだと思います。70年代にはフュージョンに転向?してしまいますが、コテコテ暑苦しいのが聴きたい時はこのライブ。若きジョージ・ベンソンがいます。 聴くのはこんなんばかりではありません。女性好みな繊細リリカルおしゃれものも聴くのですよ~でもオルガンジャズいいですよ♪ |
コメントの投稿 |
|
|
トラックバック |
トラックバックURL
→http://bluebossa07.blog49.fc2.com/tb.php/97-eb195412 - ●ジミー・スミス没 2005年2月8日 -
昨年2005年の2月8日に、ジャズ・オルガン奏者のジミー・スミス(JimmySmith)が、アメリカ、アリゾナ州の自宅で79歳で亡くなってから一年が経ちました。1925年12月8日、アメリカ、ペンシルバニア州で生まれ、ジャズ・ピアニストとしてキャリアをスタートし.. … 2006/04/20 20:54 AllTheThingsYouAre - ハモンドB-3の想い出 -
きのう、ハモンドB-3について書いたら、私とB-3にまつわることが想い出された。私が初めてB-3に触れたのは高校2年生のとき、友達のキーボード・プレイヤーで、私より一学年下の医者の息子の持っていたものだった。そのころ私はハードロックバンドをやっていて、.. … 2006/04/20 20:56 AllTheThingsYouAre |
| メイン |