
Zoot Sims/Zoot
Zoot Sims(ts, ss), John Williams(p), Gus Johnson(ds), Knobby Totah(b)
黒いジャズが好きな私ですが、最近一番聴くことが多いのがズートです♪
あまりその音楽をよく知らなかったズート・シムズを、ニャンだジャズだのG・CATの飼い主さんから知り、ズート・シムズは私の愛聴盤、そして「集めたい病」になりました。
ズートはどのアルバムも歌心に支えられた暖かくて楽しいノリで、リラックスして没入できる、この心地良さ♪♪ 上手く表現できないけれどすっかり繰り返し聴いてしまうほど好きになり、リーダー作の全部収集をしたくなったジャズマンです。気に入るとしばらくそれだけで手一杯、収集癖ウズウズになる私。好きになるとズートとはどんな人だったのかいろいろ気になり、その生い立ちなどが知りたくなるものです。ズートの本は出てないのかなあ。
集めたい病のきっかけになった、このアルバム『Zoot』は痛快なワン・ホーン・アルバム、これからズートをというかたにもお勧めの一枚。寝転がりながら心地よいテナーに包まれたくなる、そんなジャズです。ピアノの John Williamsも聞き所。50年代ジャズの魅力を最大限に捉えたアルバムで、寺島靖国氏が著書の「JAZZリクエストノート」の中で、『920 Special』はまさにモダン・ファンにとってのキング・オブ・スィングの称号、これはズートのためにある』と仰ってます。
私は特に、『920 Special』『Bohemia After Dark』が大好き。優しいズートの音に触れる事ができ、繰り返しずっと聴いていたくなります。

Zoot Sims/Zoot!
Nick Travis(tp), Jack "Zoot" Sims(as, ts), George Handy(p, arr), Wilbur Ware(b), Osie Johnson(ds)
こちらは『Zoot ! 』。同名タイトルにビックリマークつき!サックスとトランペットの組み合わせで2管ならではの『Echoes of you、Fools Rush in』心地良い。
ジャズ好きならズート・シムズを堪能せねば!!