デューク・ジョーダン Flight To Jordan |
2006/05/12(Fri)
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![]() デューク・ジョーダン Flight To Jordan 好きな音楽のことを書くのは楽しくて、特に今は好きなアルバム中心なのでもぉ楽しい楽しい♪ でも興味がないかたにすればきっとすごくつまらない話題ですね。いつもそんなこと気になりながらも勝手に書いてます。よく考えず好きなものを並べただけの簡易ブログタイトルをつけてしまってますから、訪れてくださる方はタイトルのどれかに共通項があるかたが多いのでは。と思っているのですが・・・ 今日の一枚は、いぶし銀ピアノおじさんです。チャーリー・パーカーに見出され全盛期のパーカー・コンポに在籍し、古くから優れたプレイを残しています。スタン・ゲッツとも共演、10年間一線を退いた後5枚の作品を残し『フライト・トゥ・デンマーク』はその中の代表作。全曲がジョーダンによるオリジナル。この時期の作品は数もすくないだけに、全部が興味深いです。 「危険な関係のブルース」や「ジョードゥ」などジョーダンのメロディは、切なくて美しく魅了されてしまいます。ジャズは初めてというかたにも是非聴いて欲しいと思います。 ちなみに某局テレビの、外人のおじさんが出てくる「チョイ悪不良中年おやじ」(ん?こんな名前だっけ?)が始まる時に流れていた曲が、ジョーダンの叙情溢れる「ジョードゥ」です。でも番組中でのものは誰の演奏なのかわかりませんが・・・ このアルバムではまずタイトル曲でひきこまれ2曲めでは美しいバラードに移行し、4曲め「ディーコン・ジョー」では繊細なソロ披露が圧巻でしみじみと聴けます。 「危険な関係のブルース」は大変名曲で、何度聞いても胸にズシンと響き、私など何度聴いても涙がでるほどです。どうも最近なにかにつけ涙腺が弱いわ。音楽を聴いて涙・・なんて、20代の時には考えられませんでしたねー。 |
コメント |
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またまたシブイところを! 「危険な関係のブルース」も「ジョードゥ」も、ド・マイナーの哀愁漂う中にも美しい、良い曲ですね。 しみじみ聴き入ってしまいます。 そう「チョイワルオヤジ」ね。 番組で使用されているヴァージョンは、 ニコラス・ペイトン、ルー・ソロフ、トム・ハレル、エディ・ヘンダーソンの アルバム『トランペット伝説』に収録されているものですね。↓ http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=587173
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デューク・ジョーダンには、繊細で弱々しいイメージがあるのですが、このアルバムでは頑張ってますよね~ 一度聴いたら忘れない、印象的なテーマの「Flight To Jordan」、明るいノリの「Squawkin'」がお気に入りです。
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デューク・ジョーダンはホント、イイです。好きです。 僕はお人好しと言われるミュージシャンが大好きです。 演奏に人柄が出てまよ~ホント。
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おっくんへ ジョーダン大好きです。 ジョードゥも感動曲で、楽しい音楽ではないんですがしみじみ聴けますね。 >そう「チョイワルオヤジ」ね へーすごいなー、おっくんさすが。私、あれは誰のバージョンかなと気になっていたんですよね。あんな番組で渋いの使ってましたね。ジョードゥのイメージが・・・・(ーー;)
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turuさんへ 私も楽しいのが好きなんですけど、ジャズおじさんってかんじで大好きです。 聴けば忘れられないのばかりですよね。枯葉入りのも良いですよ♪
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G.Cat君のおとうへ さっきから同じこと連呼してるんですけど、 私もジョーダンのちょっとお人よし気でかわいそうな繊細さが大好きです。 私古臭いのが好きだわやっぱり。
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来日した時、聴きました。 アルバムはジャズとしてはヒットした後だったので、入りも好調でした。 ブルース形式でなく32小節の No Problem が「危険な関係のブルース」の邦題になるのは、演歌のブルースを意識したかと思えます。 ジャズに馴染むには、絶好のアルバムと思えます。
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持っていたのは、「Flight to Norway」でした。 いま聴いています。 いぶし銀おじさんですか(笑 嫌みがなくって、何度も聴けるアルバムでした。 半分くらいオリジナルですが、聴きやすかったです。
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ozawaさんへ ozawaさんいい時期の時の来日公演を、沢山聴いておられますね。うらやましい! >「危険な関係のブルース」の邦題になるのは、演歌のブルースを意識したかと思えます。 そうなんですか。No Problemで知られるこの曲いつ聴いてもすてき。
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ベランダーさんへ Flight to Norwayもいいですね。インストものがはじめてでも聴きやすいよね。 ベランダーさんも沢山聴いてますね~! ベランダーさんのコレクション?それとも・・・
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blueroseさんへ >ベランダーさんのコレクション?それとも・・・ はい、もちろんわたしの!!です♪
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「危険な関係のブルース(NO PROBLEM)」が、なんで「シ・ジョヤ(SI-JOYA)」なんて、題名になったのか、不思議に思っていました。 映画「危険な関係」は、「死刑台のエレベーター」と同じ、ジャンヌ・モロー(大好きな女優さんです)主演のフランス映画でしたけど、作曲はジョーダン、演奏はジャズ・メッセンジャーズでこの曲が使われ、大ヒット、ところが、ジョーダンには一銭もお金が入らなかったそうですね。 だから、スペイン語に表記を変えて、著作権を再登録した、なんて裏話がこのアルバムにはあったそうで 今では考えられない話ですよね。 私も大好きなアルバムです。
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バブりんへ その映画のテーマソングをデューク・ジョーダンが作曲したということを世間に知ってもらうための、デューク・ジョーダンをリーダーにした再登録アルバムは A面に危険な関係のブルースの3ヴァージョンがありますね。 再登録までのそんないきさつを知ると、ますますジョーダンが好きになりました。
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ベランダーさんへ ベランダーさん、私とおんなじだー! 私もハマると収集してしまうので女にしてはめずらしいっていわれるんですけど、花にしてもジャズにしても一緒だね^^
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"Flight to Norway"の話題が出ていたので、もう一つフライト・トゥをというわけで、"Flight to Japan"を聞いています。1976年に来日したときの日本での録音です。全7曲中5曲が日本滞在中にかかれたオリジナルです。彼の枯れた「いぶし銀」ピアノ、いいですね。 http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&token=ADFEAEE4781DD24DAD7F20C3973056CEB153F50CD151FD8B503A4343D9FB3F4D991159D164F7828ECE9939B166AEFB31A65A0FD586E65CF8DF6C3D3F9D8EDB&sql=10:4zkzu3igan8k |
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