東京JAZZ2006 |
2006/05/31(Wed)
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![]() サド・ジョーンズ/The Magnifisent 東京JAZZ2006 が今年も行われるようですね。 今年はチック・コリアにラリー・カールトンにグレートジャズトリオですぞ。ハンクジョーンズ御歳87歳だそうです。あのパワー信じられません。全く年齢かんじません! 私は東京JAZZたぶん行きますよ~。 サド・ジョーンズのアルバムを書こうとしてたら、東京JAZZのことを知りました。そこでそのままサド・ジョーンズです。 サド・ジョーンズは東京JAZZ2006にも来るグレート・ジャズトリオのハンク・ジョーンズ、エルヴィン・ジョーンズの3兄弟の真ん中です。3兄弟はそれぞれに個性があり、サドはかつてベイシー楽団にも在籍しており作曲やアレンジにこだわりがあり、晩年も大活躍。 サドの曲はおしゃれでセンス良く可愛くて、一世を風靡したサドメル・ビッグバンドでその才能が発揮されました。サドのコンボ演奏は少ないのですが、ブルーノートでは数枚のアルバムを残しており、本作はその一枚。現役バリバリだったサドの30代初期のアルバム。このジャケットのかっこよさ「鳩のサド・ジョーンズ」といわれコレクターの間では名盤です。ガレスビーの「パリの四月」で始まり黒人ジャズの暖かいやすらぎを実感できます。 サドはこの翌年ガレスピー楽団で大ブローを繰り広げますが、後年大リーダーとなったサドがこのアルバムで納得できます。 |
パーカー、ガレスビー、モンク 三人の天才の傑作 |
2006/05/30(Tue)
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![]() チャーリー・パーカー/ Bird and Diz アルト・サックス奏者チャーリー・パーカーがSavoyやDialなどのレーベルに残したものは莫大な量でビ・バップ創成期の記録としてジャズの歴史的にも貴重なものです。パーカーを聴くには「サボイ」と「ダイヤル」とどこにでも書いてあるのですが、古いものは録音状態も悪くまた完全盤といわれるCDの場合は失敗版も入っていたりで、どこが良くてどうなのかわからなくなり、ジャズがこれからのかたにはおすすめしません。(ジャズ歴が長いかたは知らん顔しててくださいね) パーカーの一枚目ですがこれ。本作は絶好調期のパーカーのアルバム。チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク三人の天才が集まった傑作で、このアルバムは音質も比較的よくパーカー絶好調です。 パーカーとガレスピーは1945~50年に多くの共演をし、ここではビ・バップの中心人物だったモンク参加で、三人の天才の個性がぶつかり合う模様はスリリングです。パーカー、ガレスビーはビ・バップの指導者的存在で、この2人の元でバド・パウエルや、後のジャズの帝王マイルス・デイビスが育ったわけです。 本作では冒頭からの即興演奏爆裂です。別テイクがいくつも入っており、それぞれ微妙に異なっているので聴き比べも楽しく、そしてここでの若いセロニアス・モンク、なんとほとんど目立たずそれでも個性的にやっているのがまた楽しめます。 パーカーを聴いて興味を持たれたら、是非伝記も読まれるとジャズが面白くなりますよ~。 |
タマの刈り上げヘアースタイル |
2006/05/29(Mon)
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パソコンに乗らないお行儀が良いタマ、
とホメたばかりなのですが、畳んだ洗濯物に乗るのが好きなタマ。あちこち毛だらけなんですが。 最近後ろ姿の写真が多いのですが、さっぱりと刈り上げ模様のヘアースタイルをごらんください。 ![]() |
バド・パウエル/The Scene Changes |
2006/05/29(Mon)
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![]() バド・パウエル/The Scene Changes ジャズピアノにバド・パウエルを忘れてはいけません。バップの代表的なピアノで、最盛期は1940年代で名盤がいくつもあり、バド・パウエルの一枚目はどれにしようか迷いました。パウエルの絶好調期を知るにはもっと他のアルバムになりますが、本作の「クレオパトラの夢」は、題名は知らなくとも誰もが どこかで聴いたことがあるぞ、という名曲です。 ピアノを弾きながら軽く唸り声が聴こえ、これはパウエルが唄いながら弾いている事がよくわかります。ジャケットの後ろのこどもの顔、これはなんだか心霊写真みたいでいやです。 バド・パウエルは、前にも書いたデクスター・ゴードンの主演映画「ラウンドミッドナイト」のモデルです。バド・パウエルの実話をデクスター・ゴードンが演じています。ゴードンは若い時にバドとも共演し、またゴードン自身もバドのように精神病院にこそ入らなかったものの、麻薬常習で体はボロボロになっていたようです。 ピアノ奏法はリリカルエバンスとは全く異なり、パウエルは弾きまくりのピアノですかしら。どちらが好きかというと、それぞれ好みですけどねぇ・・・そういえばここまできて、ビル・エバンスがまだ登場していないのに気づきましたが出すタイミングがないんです。 追記 georgeさんからコメントをいただきました。後ろの子供はパウエルの息子だそうです。 |
愛人に銃殺されたリー・モーガン/The Sidewinder |
2006/05/27(Sat)
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![]() リー・モーガン/The Sidewinder 今日の一枚はリー・モーガン。愛人に銃殺されたトランペッターです。ディジー・ガレスビーのバンドからアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーに加わり、ハード・バップのトランペッターとして知られてます。本作は60年代にジャズとロックを融合させた新しいスタイルで一世を風靡したモーガンの名盤。 トランペットっといえばマイルス・デイビス。マイルスは、その時代毎に、その当時の先進的なジャズ奏法や演奏方法を改革した帝王で、聴くべき名盤は大変多いのですが、初心者の方には難しいかもしれません。選び方を誤ると、ジャズが2度と聴きたくないものになってしまいます。(私もさっぱりわからないのもあり) このアルバムはジャズがこれからだという方もそうでない方も、わからなくてもわかっていても楽しめると思います。「このアルバムが出なければこの人を語れない」という避けて通れないアルバムがあり、これはりー・モーガンのその一枚。 タイトル曲のサイドワンダーは、数年前にはCMで使われジャズを聴かないかたにもなじみある曲で、サイドワンダーを求めてショップに来られた若い世代も多かったと聞きます。アルバムでは、私の好きな若きジョー・ヘンダーソンが聴き所。そして、バリー・ハリスのファンキーなピアノもなんとも楽しいです。 |
やっと開いたジギタリス |
2006/05/27(Sat)
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朝から雨になりました。雨の日の花撮影は初めてです。
やっと開いたジギタリスとプルンバーゴ。 風が強い日が続いたので、傾いてしまった。 ![]() ![]() グレコマが伸びすぎてきたので、 伸びたステラと一緒に植えかえました。 ![]() お天気悪くてもペチュニア頑張ってます。 昨年の八重の八ヶ岳ペチュニアも一緒に寄せましたが、 いまいち元気なし。 ![]() |
盲目のピアニスト、マーカス・ロバーツ |
2006/05/27(Sat)
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![]() マーカス・ロバーツ /As Serenity Approaches マーカスロバーツは盲目のジャズピアニストです。日本での注目度はどうなのでしょうか。80年代に数々の賞を総なめし、その後ウィントン・マルサリスグループに参加。クラシックと合体したガーシュインとの共演アルバムも聴き所。 ウィントン・マリサリスのアルバムで、マーカス・ロバーツのピアノを聴き名前は知っていたのですが、うますぎるのでたいして興味がありませんでした。 初めて見たのは10年ほど前、テレビでマーカス・ロバーツのコンサートの模様をやっていた時です。ピアノの前に座ると盲目だということが信じられない衝撃でした。ピアノと身体が一体になっています。ハンディを越えピアノを弾くことは容易なことではなかったでしょう。コンサートでは、クラシックピアノをやっているという盲目の少年も登場し、ステージのマーカス・ロバーツの横でモーツァルトを弾いていました。この時の少年、成長した今はどうしてるのでしょうか。 |
レイ・ブライアント/Ray Bryant Trio |
2006/05/25(Thu)
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![]() レイ・ブライアント/Ray Bryant Trio 「Blue Bossaが好き」 と言うことをブログに書いたら、 あずきさんからレイ・ブライアントのBlue Bossa入りアルバムがあることを知り、調べてみると廃盤になっていました。中古で探そうと思っていたところBlue Bossaが入った「Through The Years」をあずきさんからいただきました♪しかも枯葉入り♪ ブライアントが淡々と演奏するBlue Bossaはとても美しく、何度聴いても飽きません。大好きになりました。このBlue Bossa入り「Through The Years」は、レイ・ブライアント60歳の誕生日に日本で発売されたvol.1ということで、vol.2も出ているようです。 あずきさん、ありがとう♪♪♪ さてそこで、今日はレイ・ブライアント。 アルバム「Ray Bryant Trio」 レイ・ブライアントは、このジャケットのくわえ煙草でやんちゃ坊主ふうな顔からは想像もできない、美しいピアノを聴かせてくれます。彼のスタンダードはどれもすばらしいです。 「Golden Earring」「Angel Eyes」「Django」 と日本人好みな名曲が揃い、特に「Golden Earring」この1曲が聴きたくて買ったブライアントの名盤。いつ聴いても感動します。合間に入っているブライアントのオリジナルも美しい曲ばかり。 いつ聴いても飽きないレイ・ブライアント、ジャズはこれからの方も是非聴いてほしいと思います。 |
京王フローラルガーデンアンジェの薔薇 |
2006/05/24(Wed)
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猫缶ちょーだい |
2006/05/24(Wed)
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猫缶を待つタマ。
カリカリがタマのお皿にまだ半分入ってるのに、猫缶ちょーだいって顔してお皿を眺めながらずっと座ってます。 タマには「猫缶欲しい」 の、欲しがる顔があるのですが、その顔の時には私は視線を合わさないようにしてます。カリカリが残ってる時には猫缶あげませんよ~だ。 ![]() |
多肉のミニミニ鉢 |
2006/05/23(Tue)
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ミニミニ鉢に多肉を植えました。
鉢は3個500円でちゃんと穴空き。ミニミニなので成長する植物は無理があるので、多肉にしてみました。多肉はあまり好きじゃなかったけど、こうしてみると可愛いかも。 左は10年以上になる巨大な金のなる木から挿し木したもの。 ![]() |
アート・ペッパー、ビッグバンドの傑作 |
2006/05/22(Mon)
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![]() Art Pepper/Art Pepper+Eleven ビックバンドはほとんど聴かないのですが、昨日学生バンドを聴いたら聴きたくなり探したらこんなのがありました。アート・ペッパーのソロが冴えるビッグバンドの傑作でバックで支えるメンバーもウエスト・コーストのトップ・アーティスト達。11人のビッグバンドをバックに演奏してます。それまでのアート・ペッパーはカルテットかクインテットでの演奏でしたが、これはビッグバンドとの初めての共演。 アート・ペッパーがアルトの他にテナーとクラリネットを吹いており「WALKIN'」の3つのテイクはオリジナルでテナー、別テイクではクラリネットによるもので、思いがけずクラリネットが良いです。その聴き比べはとても面白いです。 有名曲がずらっと並び、アレンジはアート・ペッパーを知りつくしたマーティ・ペイチ。 ちなみに 「MOVE」マイルスの「クールの誕生」 「OPUS DE FUNK」ホレス・シルバー作曲でミルト・ジャクソンのアルバムに。 「ROUND MIDNIGHT」モンクナンバー。 「FOUR BROTHERS」ウディ・ハーマン楽団の大ヒットナンバー。 「SHAW NUFF」「ANTHOROPOLOGY」「DONNA LEE」はパーカー作曲。 「BERNIE'S TUNE」「WALKIN' SHOES」はジェリー・マリガン。 「AIRGIN」ロリンズオリジナル。 「WALKIN'」帝王マイルスのアルバムタイトル。 並んだ曲名だけでもゾクゾク♪ ビックバンドこそ近所迷惑な大音量で聴かなければ意味がないです(笑 |
ミルトとウエスのBAGS MEETS WES |
2006/05/22(Mon)
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![]() ミルト・ジャクソンとウエス・モンゴメリー/ Bags Meets Wes! ミルト・ジャクソンとウエス・モンゴメリーによるグルーヴィーな1枚。その楽しい雰囲気も伝わるジャケットです。ミルト・ジャクソンはMJQでの活躍がしられますが、ミルトがMJQを離れたものではグルーヴィ感たっぷり。私はMJQは聴きませんがミルトは好きです。 「BAGS」とはミルト・ジャクソンのあだ名。本作でのウエスとのセッションは、ミルト・ジャクソンのファンキープレイ、それを上回るウエス・モンゴメリー。とても楽しいアルバムになっています。 冒頭曲から黒人が持つリズム感で、ジャズ~~~♪♪と浸れます。 サムジョーンズのウォーキングベース、ウエスはソロでいきなりオクターブ奏法。次にウィントン・ケリーのピアノが出てきてそしてミルトのソロ。このかっこよさ♪ 「Stairway to the Stars」 ではミルトのソロでのウエスのバッキングがグッド。 「Blue Roz」 は楽しいブルースウエスオリジナル。 「Sam Sack 」はミルトのオリジナルで、おそらくサム、ジョーンズの名前からかしら?? ミルトとウエスの共演がこのアルバムの1枚だけというのは残念です。 |
深大寺のお蕎麦 マイウ~ |
2006/05/21(Sun)
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出かけたついでに深大寺の神大植物園のバラ園を見てきました。
バラ園は予定外でカメラを持ってなかったので、写真は携帯で。なんの花だかよくわからない画像の悪さです。チャールストンが可愛かったのに写ってなーい!バイクだったため、バラのお持ち帰りはできず。 ちょうど園内で明治大学ジャズバンドの演奏があり、楽しめました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
マタタビ効果の石鹸? |
2006/05/21(Sun)
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タマはお風呂がだいすき。
じゃなく、使用したあとの排水溝が好きです。使用直後のお風呂に必ず飛んできて排水溝をペロペロします。石鹸の香りが好きなのか、でも排水溝の石鹸・・ってどうなのでしょう。その排水溝作業の後、マタタビ与えた時のようにもだえてます。これは絶対ヘンだよねー。石鹸にマタタビ効果があるのかしらん。 わが家は間接照明なので、画像暗いです。 ![]() ![]() |
ロン・カーター Orfeu |
2006/05/19(Fri)
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![]() Orfeu / Ron Carter お天気悪くてうんざりしますねぇ。この時期、夏が近づくとボザノバが聴きたくなりますが、これはロン・カーターのボサノバアルバムです。 ロン・カーターはジャズ界最高峰ジャズ・ベースの神様。ロン・カーターは60年代にマイルス・デイヴィスのクインテットに参加しマイルス黄金期を文字通り支え、ハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムスと『不動のリズム・セクション』を行い、60年代の頂点を極めました。80年代にはサントリー・ホワイトのTVコマーシャルに出演し評判を呼び、同コマーシャルの使用曲を含むアルバムは大ヒット。90年代に「G線上のアリア」で初めてバッハを取り上げ、その後もクラシックをテーマにしたアルバムを発表。 本作はロン・カーター初のボサノバのアルバムで、SJ誌ゴールドディスクにも選定。ギターになんと、ビル・フリゼール。セクステット構成の豪華版サウンドでフュージョンファンも楽しめる内容になってます。アントニオ・カルロス・ジョビンのセッションにも参加したことから、ボサノバ音楽への傾倒と理解も厚く、このアルバムはボサノバということですがボサノバというよりも聴きやすい南米音楽というかんじ。 長身のロン・カーター、もちろん現役バリバリ。知的で文句なくカッコいいおじさんですが、時々「いかりや長さん」ともタブるんですけど・・・♪ |
「チンパンジー嫌いだわ」 |
2006/05/19(Fri)
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花たち元気ないよ~ |
2006/05/18(Thu)
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お天気が悪いせいなのか、調子が悪い花があり。
5月に入ってジギタリスが一花開いただけで、しぼんでしまいそれ以降全然開きません。大丈夫かなあ。あちこちではバラの開花を聞くというのに・・ ジギタリス ロべりア ![]() ![]() 3年目べラルゴ二ウムの親株。 いくつかあったなかの生き残りで開花待ち。挿し木は発根せず失敗。 ![]() 4種類のバーべナの寄せ植え。 うどん粉対策に必死。 ![]() |
BlueBossa の聴きくらべ |
2006/05/17(Wed)
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ジャズには「この曲が入っているから買わずにいられない」というスタンダード曲がいくつもあり、私の収集欲をそそる曲のひとつが『Blue Bossa』。
私のこのblogのURLにも使ってます。 そんな大好きな Blue Bossa を集めてみました。 ![]() 最も好きなブルー・ボッサ。ケニー・ドーハムがジョー・ヘンダーソンのこのリーダー作のために贈ったナンバーで、このアルバムのブルー・ボッサが初演。このテナーのくすんだ音色は、聴けば聴くほどブルーボッサが好きになります。 ![]() 麻薬常習で刑務所生活や入院など、失意の生活後の復帰作。ベストともいえる一枚。ジャケットは50年代の盟友ドラムのフランク・バトラー。 ![]() コンテンポラリー・ジャズギターのカリスマ的存在と言われているマルティーノ。最近私は、また古いのに戻っているのでコンテンポラリーとかスムースとか聴いてないなぁ。パット・マルティーノが繰り返し繰り返し弾きまくってます。 ![]() このクインテットをよく知らないで、ブルーボッサ入りなので買ってみたアルバム。全曲いやみがなく、さら~っと聴けます。 ![]() 何もいうことなし。ブルーボッサでのアル・フォスター絶妙 デックスかっこいいです。 ![]() 77年のモントルー・ジャズフェスティバルのCD再発盤。 最高傑作はOverseas といわれているトミフラですが、 このライブは曲よし、演奏よし、会場の雰囲気よし。 とりわけブル-ボッサでのトミフラ節がすばらしい。 |
ジェリー・マリガン Night Lights |
2006/05/16(Tue)
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![]() ジェリー・マリガン / Night Lights ジェリー・マリガンは、それまで脇役だったバリトン・サックスで豪快なソロを繰り広げ、作編曲家としてもジャズ界に貢献。本作は60年代のボサノヴァブームに録音されたもの。モダンジャズ史上不朽の名盤。ジャケット、内容ともにすばらしい。隅から隅までよ~く聴いたアルバムです。一曲も駄曲なしです。 まず冒頭の「ナイトライツ」タイトル曲で、ピアノを弾いているのはバリトンのマリガン本人に驚きます。そしてジム・ホールのギター、アート・ファーマーのペット、ブルックマイヤーのバルブ・トロ。サイドも飽きません。 ショパンの「プレリュード・イン・Eマイナー」は、20数年前にFM東京JAZZ番組でテーマ曲としても流れていたので知っているかたも多いのでは。 あまり馴染みのないバリトン・サックスですが、このアルバムは知的でエレガント。まだ聴いてない知らないかたは、うっとりしてみましょう。 |
コメントうれしい! |
2006/05/16(Tue)
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お天気が中途半端でいやですね~。
突然思い立ちブログを始めたのが1月30日でしたから、ブログ開設3ヶ月半になります。猫と花写真の記録のつもりでいたブログで、私のブログなど殆んど独りごとだ、誰が見るのかしら。と思いながらもここまで続いています。それは皆様のコメントのおかげです。 沢山のかた、きてくださってありがとう!ちょっとGWは更新お休みしましたが、どんな方が来てくださっているのかというのがいちばん知りたいところです。 私はコメントを書いてくださったかたのところには必ず見に行きます。お返事も書きます。 ブログを始めたばかりの頃は、HPとも違う「ブログ」がどういうものなのかよくわかっていなかったので、はじめの1週間は沢山のブログを見ました。コメントもさせていただきましたが、その中でお返事をいただけたのは一部ですが...私はコメントいただけると嬉しいですが、そうでもない方もいるのですかね・・・ 最近はJAZZ記事に対して、初めてのかたからのコメントが増えました。JAZZが好きだというだけの地味なブログに、コメントをいただけるのはとてもうれしいです。少し遅れますができるだけお返事返しに行っております。 いろんなブログを見て思うのですが、楽しいブログ、また行きたいと思うブログには共通のものがありました。 何についてのブログなのかはっきりしている。そのブログでしか手に入らない情報が載っているとか見る人に有益な情報がある。感情が揺さぶられる。書いてるひとに興味がある・・・など。 そして、管理者との交流です(コメントのやりとりによる会話)。共通のものや知りたい情報があることはもちろんなのですが、私があそびに行きたいと思うブログは、この「会話」がとても重要です。返事のない「ひとりコメント」になるところには行きません。 私のはどうなのかしら・・猫ブログでもなく音楽ブログでもない、日記は書かないしテーマやターゲットがぼやけている、なんだかワクワク感もないとか・・・・ ・・・・ |
これが22歳ブッカー・リトル Booker Little |
2006/05/15(Mon)
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![]() ブッカー・リトル/ Booker Little エリック・ドルフィーのアルバムでブッカー・リトルが出たので、リトルのこのアルバム「Booker Little」をはずすわけにはいかないので一気に今日の2枚目になります。 ブッカー・リトルは23才で夭逝した名トランペッターです。 ブッカー・リトルが活躍した60年前後、ハード・バップやファンキーとは一線を画した新感覚な演奏で独特のメロディー構築は、聴けば忘られない印象です。絶賛を浴びたエリック・ドルフィーとのファイブ・スポットでのライブ盤や数枚のリーダー作など数は少ないのですが、リトルは貴重な名盤を残しています。 このアルバムの1年後の死が信じられないほどの力強いトランペットソロ。ブッカー・リトル、この時なんと22歳です! そしてこのアルバムには当時絶好調のウィントン・ケリーとトミー・フラナガンが加わり、ベースにはビル・エバンス・トリオのベースとして新しいジャズを築きつつあり、やはりまもなく死を迎えることになるスコット・ラファロが参加していて、サイドだけでもわくわくします。 これまでのハードバップとは違う若き天才たちが残した刹那的なこの瞬間は、環境が整っていれば大音量で聴かなくちゃ。 |
エリック・ドルフィー At The Five Spot Vol. 1 |
2006/05/15(Mon)
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![]() エリック・ドルフィー/ At The Five Spot Vol. 1 エリック・ドルフィーはアルト・サックス、フルート、バス・クラリネットを演奏します。どれもすばらしく、私は特にバスクラリネットがすきです。 本作はエリック・ドルフィーとブッカー・リトルの2人が、運命の出会いを果たした「ファイブ・スポット」のライブセッション。 このライブは,4つのアルバムに分けられており、二人の素晴らしい魂の交感が聴けます。一時期短期間行動を共にいていたようです。サイドのメンバーも非常に目立ち、何れもジャズ史上のベスト盤の一つだと思います。 このファイブ・スポットでのライブのサイドメンは、トランペットに悲運の天才ブッカー・リトル。このライブでの演奏のブッカー・リトルが23歳なのには驚きです。ブッカー・リトルはこのライブの数ヶ月後に亡くなってしまいます。ピアノにマル・ウォルドロン。ベースにリチャード・デイビス。 個人的に冒頭の「ファイア・ワルツ」が好きです。マル・ウォルドロンの曲ですが、何度聞いても胸が高鳴りますが、ブッカーリトルがアドリブの中で強引にハウハイザムーンをやっています。ワルツといえば静かなイメージなのですが、これはまさしくファイヤー。ドルフィーも爆発しています。 何度も書きますが、ブッカー・リトルはこの時23歳です。これをリアルタイムで聴きたかったとつくづく思います。 |
ロナルド・アイズレーHere I Am: Ronald Isley Meets Burt Bacharach |
2006/05/12(Fri)
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![]() ロナルド・アイズレー&バート・バカラック Here I Am: Ronald Isley Meets Burt Bacharach おっくんのブログで今日はバート・バカラックの誕生日だと知り、そうだ、このアルバムを書こうと思い出したのがこれです。 本作はアイズレー・ブラザーズのロナルドと、アメリカのポップス界屈指のメロディ・メイカー、バカラックとのコラボになります。アイズレー・ブラザーズは、アイズレー兄弟ファミリー・バンドで、重厚なファンクとバラード両党で50年代から現在に至るまで現役バリバリです。ロナルド・アイズレーは、ハマるとクセになり、R・ケリーもロナルドに影響を受けたと公言しています。 2年前にアイズレー・ブラザースのロナルド・アイズレーのライブがあり予約しようか考えていた時にちょうどロナルドのソロ・アルバムの発表を知り、それがこのバカラックとの歴史的コラボというので即買いました。誰もが聴いたことがある、私も大好きなバカラックの名曲が盛りだくさんで、とても評判も良かったように思います。 ロナルドのとろけるような「超ファルセット」がバカラックを歌い、実はわたしはこのアルバム、笑っちゃうんです。これは良いもわるいも「ソウルの北島三郎盤」だと思ったのですが・・・今までのロナルド・アイズレーとは違い全く別ものというかんじです。 バカラックのコラボ作品は、エルヴィス・コステロの共演がありこちらは新曲ばかりなのに対し、本作では誰もが知るバカラック曲をロナルドが歌い上げまくります。←ヘンてこな表現だわぁ。 ロナルドがバカラックを歌うとこーなんだぁ~~と、まぁ楽しめます。 濃ゆぅ~い仕上がりです。 ちなみにそのライブでは、バカラックは一曲も歌わず、始めからオールスタンディングでした。今年も来てましたけど、どうだったのかなぁ。 ブログはその時の気分で書いているため、なんの関連もないアルバムが登場していますが、今日はバカラックの誕生日ということで、無理やりソウルに結びつけてみました♪ |
デューク・ジョーダン Flight To Jordan |
2006/05/12(Fri)
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![]() デューク・ジョーダン Flight To Jordan 好きな音楽のことを書くのは楽しくて、特に今は好きなアルバム中心なのでもぉ楽しい楽しい♪ でも興味がないかたにすればきっとすごくつまらない話題ですね。いつもそんなこと気になりながらも勝手に書いてます。よく考えず好きなものを並べただけの簡易ブログタイトルをつけてしまってますから、訪れてくださる方はタイトルのどれかに共通項があるかたが多いのでは。と思っているのですが・・・ 今日の一枚は、いぶし銀ピアノおじさんです。チャーリー・パーカーに見出され全盛期のパーカー・コンポに在籍し、古くから優れたプレイを残しています。スタン・ゲッツとも共演、10年間一線を退いた後5枚の作品を残し『フライト・トゥ・デンマーク』はその中の代表作。全曲がジョーダンによるオリジナル。この時期の作品は数もすくないだけに、全部が興味深いです。 「危険な関係のブルース」や「ジョードゥ」などジョーダンのメロディは、切なくて美しく魅了されてしまいます。ジャズは初めてというかたにも是非聴いて欲しいと思います。 ちなみに某局テレビの、外人のおじさんが出てくる「チョイ悪不良中年おやじ」(ん?こんな名前だっけ?)が始まる時に流れていた曲が、ジョーダンの叙情溢れる「ジョードゥ」です。でも番組中でのものは誰の演奏なのかわかりませんが・・・ このアルバムではまずタイトル曲でひきこまれ2曲めでは美しいバラードに移行し、4曲め「ディーコン・ジョー」では繊細なソロ披露が圧巻でしみじみと聴けます。 「危険な関係のブルース」は大変名曲で、何度聞いても胸にズシンと響き、私など何度聴いても涙がでるほどです。どうも最近なにかにつけ涙腺が弱いわ。音楽を聴いて涙・・なんて、20代の時には考えられませんでしたねー。 |