JJといえば どのJJ? |
2006/07/27(Thu)
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![]() JJといえば、あのJJ、 そして黒田ちこさんを思い浮かべるかたは、 私と同年代の女性かと思われます!!! このJJはあのJJではなく、トロンボーンの中でも群を抜いているモダン・トロンボーンの第一人者のJJ。 カウント・ベイシー、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー等のジャズメン達と多くの競演を行い、トロンボーンとは思えないそのテクニックを是非聴いて欲しいです。 このアルバムは内緒にしておきたかったのですが、紙ジャケで初CD化されていますので手に入りやすいようです。 J.J. ジョンソン唯一のリーダー作であり、タイトル名どうりブロードウェイ・ミュージカルの名曲が収録されています。J.J自身がブロードウェイ・ミュージカルの曲の中から厳選し、全曲アレンジを施しておりアレンジャーとしての才能も発揮。アルバムに対する創造的意欲が伝わります。 J.J. ジョンソンの名盤は50年代のものをあげられることが多いのですが、このアルバムの'63年前後ころのJ.Jは円熟味が加わり、最も優れていたように思います。是非この時期の他のアルバムも聴いてみて下さい。 スポンサーサイト
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ラテン風味な カーティス・フラー |
2006/07/26(Wed)
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![]() 今朝はようやくピカッと晴れました~! こんな時はコテコテジャズが暑苦しく感じます。 この楽しそうなジャケットは、このまま聴いてやっぱり楽しいアルバムです。 ズート・シムスファンも忘れていけない隠れた名盤カーティス・フラーの「サウス・アメリカン・クッキン」ズートとトミフラ入り。 数年前はコレークターズアイテムになっていたようですが、廉価版でも発売されていますので容易に探すことができると思います。 ラテンジャズな感じを取り込んでいるのですが、フラーのトロンボーンが柔らかいトーンでくつろいだ雰囲気に仕上がっています。 ポピュラーな曲が並び「 Hello Young Lovers 」が○。 そしてここでもトミー・フラナガンのピアノを忘れてはいけません。このアルバムでも好演。 「Besame Mucho」「One Note Samba」「Autumn Leaves」とおなじみの良いものが揃っていて楽しめます。 まだのかたは是非聴いてみてください。 カーテス・フラーの今更の名盤 こちらの「Blues Ette」 は必須です♪ |
カーティス・フラー(tb)/Blues Ette |
2006/06/08(Thu)
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![]() カーティス・フラー(tb)/Blues Ette 今日のアルバムは今更の名盤。CMでも使われリバイバルヒットした名盤ちゅうの名盤ですが、ブログを見ていただく方はマイルスもパーカーもエバンスも知らない方も多く、 そんな方に、ジャズのきっかけになりますように! 冒頭曲「Five Spot After Dark 」、リアルタイムでは当然経験していない時代なのに、この曲を聴くとなぜか当時リアルタイムに聴いていたような錯覚がおこってしまいます。多くのアーティストがやっていますが、このアルバムが決定版です。さりげないふんわりしたトロンボーンとテナーサックスの重奏は心地よく、トミー・フラナガンも光ってます。古臭いジャケットですが、これがいいんです。 音楽は好きなものだけいろいろ聴きましたが、学生時代にモダンジャズを知り、昔親が聴いていたのはこれだ!とジャズに目覚めてから今日まで続いています。フュージョンもスムースジャズも聴きましたがまた昔に戻りました。音楽にジャンルも時代も関係ないと思うのですが、最もすきなのが5~60年代のもので懐かしくおちつくかんじ。 年齢とともに、好みも違ってくるのかもしれませんが、最新の音楽にはついていけない(まるで興味がない)・・という私の場合、子供の時に聴いた「いそしぎ」が入ったアルバムにはいまだに弱いです。 |
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